メンタルヘルスの復職によるセルフケアについて
IT業界の中で、エンジニアの仕事をしている方は、「とにかく、毎日が忙しい」と感じている方が多いと思います。
時間に追われ、納期に追われ、バタバタとあっという間に一日が終わってしまう方もいるでしょう。
「時間があってもあっても足りない」と感じている方も多いと思います。
こういった環境で仕事を続けていると、メンタル面でトラブルを抱え、何らかの支障を来してしまう方もいます。
そんなスタッフが休職をし、その後復職する際にはどういったヘルスケアが必要となるのかというと。
まず復職出来たからと言って、仕事が今まで通りに出来るとは限りません。
本人としては、「長い間休んで、みんなに迷惑をかけてしまった」と肩身が狭い環境となり、より以前よりも働きにくい環境と感じる可能性があります。
そのため、この環境だけでもかなりのストレスとなってしまい、状況が悪化してしまうケースもあります。
そのため、復職してきた方がいる場合には、その人の居場所をしっかりと作ることが必要。
一度休職をすると、みなさん自分に自信を失ってしまっていますから、その自信を取り戻せる様にサポートしていくことも大切となるでしょう。
「復職したスタッフは、前と変わらない」と感じている方も多いと思いますが、大丈夫と思っている人でも、過重労働が続けば再度病を誘発してしまうこともありますから、仕事のペースは抑えた状態で仕事を任せる必要があるでしょう。
だからといって、「今は、ゆっくりと仕事をしていいよ」と、仕事を任せないのは逆効果。
こうなってしまえば、「もう、自分に出来る仕事はないんだ」と落ち込んでしまう可能性がありますからね。
このように、メンタル面でトラブルが起き、休職をしたスタッフが復職してきた場合にはセルフケアをしっかりと行っていくことが大切となります。
復職環境によっては、退職に追い込まれてしまうこともありますから、周りのサポートが大切となるでしょう。